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NMNは何歳から摂取するのが良い?効果的な摂取方法や副作用・危険性も紹介

NMNには若返り効果や美容効果からあるといわれており、近年注目を集めています。中には、NMNは何歳から摂取するのが良いのか、効果的に摂取するにはどうすれば良いのかなどの疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、NMNは何歳から摂取するのが良いについて詳しく解説していきます。何歳まで摂取した方が良いのかや効果的な摂取方法も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

NMNとは?

NMNはビタミン3の1種で、正式名称はニコチンアミドモノヌクレオチドといいます。老化防止のカギを握っており、人以外にもあらゆる動物に備わっている成分です。

NMNは若々しい身体を保つうえで重要な役割を果たしていますが、加齢に伴い減少してしまうことが知られています。そのため、健康で若々しくいたいという方は、NMNを摂取して補うことが大切です。NMNが若返り効果・美容効果をもたらす仕組みについては後述します。

NMNは何歳から摂取するのが良い?

NMNはもともと体内で作られている成分ですが、加齢とともにその量が減少してしまいます。そのような中で健康を保つためには、NMNを何歳から摂取するのが良いのでしょうか。

若返り効果や美容効果を得るという観点でいうと、何歳から始めても問題ないでしょう。ここでは、年代ごとのNMNの飲み始めサインについて解説します。

  • 10~20代に大きな効果はない
  • 老化防止が目的なら30代がベスト
  • 加齢を感じる40代が最も効果を感じやすい
  • 若くみられたい50代にもおすすめ

10~20代に大きな効果はない

10~30歳までの方がNMNを摂取しても、大きな効果は実感できないとされています。なぜなら、30歳までは体内で十分な量のNMNが生成されているためです。

10~20代の方が若返り効果や美容効果を得たいのであれば、睡眠や食事、適度な運動、スキンケアなどの日々の生活を見直すと良いかもしれません。それにプラスして、NMNを補助として摂取するのがおすすめです。

老化防止が目的なら30代がベスト

30代はしわに悩み始める方が増え始める時期です。コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸など、肌の弾力・潤いを保つ成分が少なくなると、肌がよれてきたり、脂肪が下垂してしわになったりします。

しわは年齢を感じさせるサインとして出てきやすいため、老化防止効果や若返り効果を得たいなら、30代はNMNを摂取し始める時期としては最適でしょう。

加齢を感じる40代が最も効果を感じやすい

最もNMNの効果を実感しやすいのは、加齢を感じる40代の方です。40代になると、しわに加えてたるみにも悩みを抱えるようになります。たるみの原因としては、顔の筋力の衰えやコラーゲンの減少などが挙げられます。

また、たるみが皮膚のよれにつながり深いしわができるなど、40代は複数の加齢による症状に悩みを抱える時期です。睡眠や食事、適度な運動、スキンケアなどの日々の生活を見直しつつ、減少しつつある体内のNMNを点滴療法などで補うことをおすすめします。

若くみられたい50代にもおすすめ

50代の方であれば、しわやたるみなどの増加を抑え、できるだけ老化を遅らせたいと強く考え始めるかもしれません。そのため、NMNの若返り効果は、若くみられたい50代にもおすすめです。

この年代においてもアンチエイジングの一環としてNMNを摂取することで、少しでも若くみられるような若返り効果・美容効果が期待できるでしょう。

NMNは何歳まで摂取した方が良い?

NMNは若返りやアンチエイジングを目的として摂取するため、何歳まで摂取しても問題ありません。ただし、継続して摂取し続けるには費用がかかるため、無理のない範囲で続けることが大切です。

そのため、費用や通院の必要性、日常生活でルーティン化できるかなど、自分の生活スタイルに合わせて治療法を選択することをおすすめします。また、点滴療法とサプリメントを併用するなど、複数の摂取方法を組み合わせてNMNを取り入れるのも良いでしょう。

NMNの摂取量は年齢によって変えるべき?

年齢によってNMNの生成量が変化することから、NMNを摂取する際は年齢によって摂取量を変える必要があるのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、NMNが不足していない状況において、NMNを摂取することで重要な副作用が出るなどの研究結果は現状では報告されていません。

そのため、NMNの摂取量は年齢によって変える必要はないといえるでしょう。1日250mgのNMNを10週間摂取した臨床実験では、一定の効果がみられるという結果が出ました。ただし、臨床実験ごとに効果が試されたNMNの摂取量が異なるため、どれくらいのNMNを摂取するのが最適かについては判明していません。なお、日本人の一般的な体型の方であれば、1日150~300mgのNMNを摂取することで効果を感じられることがわかっています。

NMNが若返り効果・美容効果をもたらす仕組み

NMNの若返り効果や美容効果には、「サーチュイン遺伝子」と「NAD」が関係しています。ここでは、NMNが若返り効果・美容効果をもたらす仕組みについて解説します。

サーチュイン遺伝子とは?

サーチュイン遺伝子は長寿遺伝子と呼ばれているもので、生物の老化や寿命の制御において重要な役割を果たしています。人間の老化や寿命に深く関係していることから、「健康寿命を延ばす夢の遺伝子」として注目を集めている遺伝子です。

このサーチュイン遺伝子が活性化すると、代謝異常・疲労・肌細胞などの身体機能の身体機能が改善され、若返り効果や美容効果がもたらされます。そのため、いかにサーチュイン遺伝子を活性化するかが大切です。

サーチュイン遺伝子とNADの関係性

若返り効果や美容効果を得るためにはサーチュイン遺伝子の活性化がカギになるのですが、ここで重要なのがNADです。NADは生物の体内でエネルギーが生成される際に重要な役割を果たしており、生きていくために欠かせない成分の1つです。

NADにはサーチュイン遺伝子を活性化する働きがあり、組織細胞機能の低下・老化の傾向がある状態を改善してくれます。また、NADは細胞の活動に必須のATPの生産力を強化し、全身の代謝能力を向上させます。

NADはNMNの摂取で補うのがベスト

先述のとおり、NADはサーチュイン遺伝子の活性化において重要な役割を果たしている成分ですが、NMNの量は10代後半をピークに加齢とともに減少してしまいます。そのため、若返り効果や美容効果を得るためには、NADを補うことが大切です。

しかし、NADはさまざまな食品に含まれてはいるものの、口から食べる経口摂取では体内へと吸収されません。このことからNADの前駆体となるNMNが注目を集めています。

NMNは体内へ吸収されたのち、サーチュイン遺伝子の活性化を担うNADへと変換されます。NMNを摂取することでNADを補えるため、NMN点滴やNMNサプリメントなどが注目されているというわけです。

NMNに期待できる効果

NMNの若返り効果や美容効果についてさまざまな研究が進んでおり、今や次世代におけるアンチエイジング療法として確立されつつあります。

NMNには、以下のような効果が期待されています。

  • 老化防止
  • 肌のキメ・ハリ・ツヤの改善
  • 自律神経の改善
  • 代謝の向上
  • 脂肪燃焼
  • 体力の向上
  • 疲れやすさの改善
  • 思考力・集中力の向上

NMNの効果的な摂取方法

NMNを効果的に摂取したいなら、以下の方法がおすすめです。

  • 点滴療法
  • 吸入療法
  • 美容液
  • サプリメント
  • 点滴スプレー
  • NMNは一応食物からも摂取できる

それぞれ異なる特徴やメリットがあるので、自分に合った摂取方法を探してみてください。

点滴療法

点滴療法は、NMNが配合された製剤を点滴することでNMNを注入する治療法です。美容クリニックなどの施術メニューとして提供されており、1回の点滴は30分程度で手軽に治療を受けられます。

NMNを効率的に摂取できるため効果を実感しやすい点が大きなメリットです。NMNを点滴でダイレクトに体内へ注入することで、全身にくまなくNMNをくまなく行き届けられます。サプリメントなどの他の摂取方法と比べて、より効果的にNMNを摂取できるのが魅力です。

サプリメントなどの経口摂取による方法では、小腸や肝臓でNMNの一部が代謝・分解されてしまうため、その分効果も薄まります。一方、点滴療法では、静脈注射によりNMNが全身へとくまなく運搬されるため、NMNによる若返り効果・美容効果を実感しやすいです。

吸入療法

吸入療法では、鼻から脳の視床下部へNMNをダイレクトに届けます。

大脳の下部には、全身の代謝やホルモン分泌の調整を担う「視床下部」という器官が存在します。霧状のNMNを⿐から吸入し、スピーディー、かつダイレクトに視床下部へと有効成分を届ける治療法です。

治療を受ける際は吸入マスクを装着するだけで、所要時間も30分ほどで気軽にNMNを摂取できます。

美容液

NMN配合の美容液を肌に塗ることでも、NMNを摂取できます。スキンケアの一環として日常生活でルーティン化しやすく、手軽にNMNを摂取する習慣を作れます。

ただし、NMN配合の美容液にはさまざまな品質のものがあり、選び方が大切です。NMN配合の美容液を選ぶ際は、以下のポイントに注目してみてください。

  • 成分表示の上位に「ニコチンアミドモノヌクレオチド」の記載がある
  • 第三者機関による試験・検査で純度・安全性が確認されている
  • 鉱物油や着色料などが使われていない
  • 高純度かつ安全なNMNが使われている

サプリメント

サプリメントもNMNを気軽に摂取できる方法として知られており、NMNサプリメントの摂取を公表する芸能人がいるほど近年注目を集めている摂取方法です。

ただし、1カプセルあたりに含まれるNMN量は100mgと一見多いようにも思えますが、点滴療法と比較して実際に体内へ吸収されるNMN量は少ないため注意が必要です。カプセルや錠剤などのサプリメントによる経口摂取(口から飲む)では、肝臓や小腸でNMNの一部が分解されるため、その分効果も薄まってしまいます。

NMNを効率的に摂取したい場合は点滴療法がおすすめですが、費用的にクリニックへ定期的に通院するのが難しい場合や忙しくて時間のない方は、他の摂取方法とサプリメントを合わせて摂取すると良いでしょう。

点鼻スプレー

NMNはあくまでNMNの前駆体で、サーチュイン遺伝子を活性化させるのはNADです。NADが若返り効果や美容効果のカギを握っていますが、このNADを直接摂取できるのが点鼻スプレーです。

点鼻スプレーならではのメリットとして、鼻にスプレーをすることにより、嗅神経を通じて脳に直接作用できることです。点滴よりも気軽な摂取が可能で、かつ、肝臓や小腸で分解・吸収されることもないため、サプリメントよりも効率的に摂取できるバランスの取れた摂取方法といえるでしょう。

NMNは一応食物からも摂取できる

NMNは以下のような食物にも含まれており、これらの食物を食べることでも摂取できます。

  • アボカド
  • ブロッコリー
  • 枝豆

ただし、これらの食物にはごくわずかのNMNしか含まれておらず、食物から十分な量のNMNを摂取するのは困難です。例を挙げると、1日100mgのNMNを摂取しようとすると、ブロッコリーを約40kgも食べる必要があります。

NMNの副作用・危険性は?

さまざまな研究結果からNMNの安全性は高いことが示されており、現在のところNMNの副作用は少ないといわれています。慶應義塾大学とワシントン大学による共同実験では、NMNが人間の体内へ安全に吸収されることが示されました。

ただし、NMNの安全性が高いとはいえ、副作用や危険性が全くないわけではありません。NMNを過剰に摂取すると、代謝を司る消化器官・肝臓を障害するリスクがあり、以下のような症状を引き起こす可能性があるとされています。

  • 吐き気
  • 胃の不快感
  • めまい
  • 頭痛

まとめ

NMNには若返り効果や美容効果などを期待できるため、30代以降の方は何歳から始めても良いでしょう。しわやたるみなどの年齢サインと感じ始めた方や若くみられたい方は、自分に合った方法でNMMを摂取するのがおすすめです。

また、NMNは何歳まで摂取しても効果が期待できる成分です。そのため、定期的に摂取し続けることが大切であり、無理のない治療法・組み合わせを選択することをおすすめします。

記事監修

足立 真由美

医療法人 涼葵会 理事長
足立 真由美
Adachi Mayumi

経歴

2001年 和歌山県立医科大学卒業、同年大阪医科大学形成外科教室入局
大阪医科大学大学院医学研究科卒業 医学博士取得
2003年 医療法人東和会 第一東和会病院形成外科勤務
同院、美容皮膚科・美容外科の設立に携わり、管理責任医師を担当。
2010年 某美容クリニック院長に就任
2014年 大阪心斎橋に、今までにない新たなコンセプトの美容クリニック「W CLINIC」を立ち上げる。
2017年 医療法人涼葵会 理事長に就任
2019年 医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院 開院

プロフィール

美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する大阪で注目されるクリニック。

中木 義浩

管理医師 アレルギー外来医師
中木 義浩
Yoshihiro Nakaki

経歴

1986年大阪市立大学附属病院 耳鼻咽喉科・形成外科 勤務
1990年社会医療法人景岳会 南大阪病院 耳鼻咽喉科 勤務
1991年医療法人宝生会 PL病院 耳鼻咽喉科・形成外科 医長
1994年大阪市立北市民病院 耳鼻咽喉科 医長
1998年なかき耳鼻咽喉科 院長

資格

・日本耳鼻咽喉科学会専門医
・補聴器相談医

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