刺青タトゥーを綺麗に除去するために
刺青タトゥーを綺麗に除去するためには、3つの条件を兼ね備えている必要があります。
まず、「標的の粒子の大きさに合わせたレーザー照射」ということ。
そして、「特定の色に反応する」こと、最後に「皮膚の内部まで到達する深さ」であるということです。
大阪心斎橋のWクリニックのピコレーザーなら、この3つの条件を全て兼ね備えています。
まず、「標的の粒子の大きさに合わせた照射」ですが、タトゥーの色素の粒子や、痣やしみなどのメラニン色素にはサイズがあり、その大きさも様々です。
小さな粒子が残ってしまうと、タトゥーや痣はまだら状態に残ってしまい、綺麗な仕上がりにはなりません。
当院で使用しているピコレーザーエンライトンでは、大きな色素粒子を破壊して小さくしてから、小さい粒子を破壊するため、タトゥーや痣を綺麗に除去することができます。
ピコレーザーエンライトンは、2ナノ秒と750ピコ秒の2種類のパルス幅(レーザー照射時間)を使い分けることができますので、2ナノ秒のパルス幅で大きな粒子を破壊してから、750ピコ秒のパルス幅でさらに細かく破壊します。
そのため、従来型の、ナノ秒単位でしか照射できないレーザーより、綺麗にタトゥーや痣を消去することができるのです。
次に「特定の色に反応すること」ですが、ピコレーザーにもいくつか種類があり、Wクリニックで使用しているのは「YAGレーザー」と呼ばれる種類です。
他社のピコレーザーでアレキサンドライトレーザーを照射するピコレーザーもあり、この2つを比較してお話ししたいと思います。
YAGレーザーとアレキサンドライトレーザーは、発生させるレーザーの波長が異なり、YAGレーザーは1064nm、アレキサンドライトレーザーは755nmです。
この波長の違いによって、効果の出る色に差が出たり、レーザーの到達する深さが変わってきます。
Wクリニックで使用するYAGレーザーのエンライトンは、長い波長のレーザー照射ができるため、黒以外の色にも効果があります。
最後の「皮膚内に到達する深さ」に関しても、波長の長いレーザーにより、深い層にまで到達することで、より綺麗にタトゥー除去することが可能です。