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デュタステリド(ザガーロ)の効果は?服用期間・副作用・正しい飲み方を紹介

デュタステリド(ザガーロ)はAGA治療に用いられる薬剤であり、その効果は高い評価を得ています。しかし、中には、デュタステリド(ザガーロ)の実際の効果や副作用をあまり理解していない方もいるでしょう。

この記事では、デュタステリド(ザガーロ)の効果や服用期間、正しい飲み方について解説します。副作用や服用できない人も紹介するので、AGA治療を考えている方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

薄毛・抜け毛が気になるならWクリニックオムのAGA治療がおすすめ

「抜け毛が気になる」「生え際が薄くなってきた」というような悩みがあって、AGA治療に興味がある方も多いのではないでしょうか。単に「AGA」といっても、その進行状況は様々であるため、患者様にとって最適な治療法を選ばなければなりません。

しかし、AGA治療には多くの種類の治療方法があり、それぞれ料金や効果を実感できる期間、副作用に違いがあります。そこでおすすめなのが、WクリニックオムのAGA治療です。

Wクリニックオムでは、経験豊富な医師とカウンセラーがカウンセリングした上で、以下の3つから適切な治療プランを提案します。


  • 毛乳頭幹細胞培養上清液投与治療:細胞レベルから髪の再生能力を高める
  • 針のない水光注射(デルマスマート):痛みのない注射で有効成分を頭皮の深部まで
  • 内服治療:7種類の豊富な内服薬

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デュタステリド(ザガーロ)とは?

デュタステリド(ザガーロ)はもともと前立腺肥大症の治療薬として開発された薬剤ですが、AGAに対してもフィナステリドと同様の効果が得られたため、AGA治療薬としても開発および承認されました。

デュタステリド(ザガーロ)はAGA治療薬の中でも特に優れた効果が期待できるといわれています。ここでは、ミノキシジル・フィナステリドとの違いについて解説します。

ミノキシジルとの違い

デュタステリド(ザガーロ)とミノキシジルでは、作用の仕方や成分などが異なります。

デュタステリド(ザガーロ)は、AGAの原因であるDHTの生成を促進する5αリダクターゼの働きを抑制しており、「守り」のAGA治療薬として薄毛の進行を抑えています。一方、ミノキシジルは、髪の毛のもととなる毛母細胞に作用し、ヘアサイクルを延長して発毛を促進する「攻め」のAGA治療薬です。

これらのAGA治療薬は効果がそれぞれ異なるため併用が可能です。

フィナステリドとの違い

AGA治療薬と聞くとフィナステリドを思い浮かべる方もいるでしょう。デュタステリド(ザガーロ)とフィナステリド(プロペシア)が持つ作用は同じですが、デュタステリドの方がフィナステリドよりも高い効果(発毛量・髪の毛の太さ)があることがわかっています。

ただし、その差はわずかであるとの意見もあるので注意しましょう。なお、他にも両者には以下のような違いもあります。

  デュタステリド(ザガーロ) フィナステリド(プロペシア)
血中半減期 約4週間 約6~8時間
作用 5α還元酵素Ⅰ・Ⅱ型を阻害 5α還元酵素Ⅱ型を阻害

デュタステリド(ザガーロ)の効果

デュタステリド(ザガーロ)の主な効果は、以下の3つです。

  • 髪の毛の本数が増える
  • 硬くて太い髪の毛に成長する
  • 生え際から頭頂部にかけて発毛できる

それぞれ詳しく解説していきます。

髪の毛の本数が増える

デュタステリド(ザガーロ)は、AGAで薄くなった髪の毛の本数を増やします。

AGAの主な原因の1つとして、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合することが挙げられます。テストステロンと5αリダクターゼが結び付くと、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)が生成され、抜け毛が増えます。

デュタステリド(ザガーロ)は、5αリダクターゼの作用を妨害し、ジヒドロテストステロン(DHT)の濃度を大きく下げることで髪の毛の本数を増やします。そのため、薄毛の予防と発毛が同時にできるのです。

硬くて太い髪の毛に成長する

AGA治療薬を服用して髪の毛の本数が増えたとしても、1本1本の髪の毛が細いとボリュームは出にくいです。その点、デュタステリド(ザガーロ)には硬くて太い髪の毛に成長させる効果があるため、服用による効果を実感しやすいでしょう。

なお、臨床実験においても、髪の毛の太さを改善する効果が確認されています。そのため、薄毛部分をボリュームアップしたいという方にもおすすめのAGA治療薬です。

生え際から頭頂部にかけて発毛できる

デュタステリド(ザガーロ)を服用すると、生え際から頭頂部にかけて発毛できます。

前頭部から頭頂部にかけて薄毛・抜け毛が進行するのがAGAの特徴ですが、デュタステリド(ザガーロ)は薄毛が進行しがちなこれらの部位に効果的に作用します。

AGAを発症する原因となる5αリダクターゼに働きかけるため、O字やM字の薄毛に悩んでいる方にもおすすめのAGA治療薬です。

デュタステリド(ザガーロ)の効果が出るまでの期間は?

デュタステリド(ザガーロ)の効果をしっかりと感じるためには、最低でも6ヶ月以上の服用が推奨されます。

半年服用を続けていれば、多くの方が「髪の毛の本数が増えた」「髪の毛が硬く・太く成長した」と感じられるでしょう。

なお、中には早いと3ヶ月程度で効果が出る方もいますが、デュタステリド(ザガーロ)の効果が得られたからといって服用を中断すると、再び薄毛・抜け毛が進行してしまうため注意が必要です。

デュタステリド(ザガーロ)の副作用

デュタステリド(ザガーロ)を服用すると、以下のような副作用が生じる場合があります。フィナステリドと同じような副作用ですが、発生頻度は同等、もしくはやや高い傾向にあります。

  • 性機能障害(勃起不全や性欲減退など)
  • 乳房障害(乳房の圧痛や肥大、不快感など)
  • 肝機能障害
  • 抗うつ症状(気分のおちこみなど)

デュタステリドの副作用についてさらに詳しく知りたいという方は、下記記事もあわせてご覧ください。

デュタステリド(ザガーロ)の副作用は?服用できない人や注意点について解説!

デュタステリド(ザガーロ)で治療しようと思ってもどこのクリニックで治療を受けようか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、WクリニックオムのAGA治療です。

Wクリニックオムでは、経験豊富な医師とカウンセラーがカウンセリングした上で、以下の3つから適切な治療プランを提案します。


  • 毛乳頭幹細胞培養上清液投与治療:細胞レベルから髪の再生能力を高める
  • 針のない水光注射(デルマスマート):痛みのない注射で有効成分を頭皮の深部まで
  • 内服治療:デュタステリド(ザガーロ)を含む7種類の豊富な内服薬

今やAGAはどうしようもない症状ではなく、予防・治療できます。最適な治療で薄毛を改善して、いつまでも若々しい印象を取り戻したいという方は、ぜひWクリニックオムでAGA治療をお試しください。


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初期脱毛はヘアサイクルが改善されている証拠

デュタステリド(ザガーロ)や他のAGA治療薬を服用すると、一度に多くの髪の毛が抜け落ちる「初期脱毛」の症状がみられる場合があります。

しかし、この「初期脱毛」はヘアサイクルが改善されている証拠で、薬が効いていることを意味します。AGAの原因となるヘアサイクルの乱れを治し、正常な髪の毛が生えてくるよう、頭皮をリセットしている状態です。

デュタステリド(ザガーロ)を服用できない人

以下にあてはまる方はデュタステリド(ザガーロ)を服用できません。副作用が出たり、身体の機能に悪影響を与えたりするので注意しましょう。

  • 同じ種類の成分(フィナステリド)を服用している方
  • 未成年の方
  • 女性の方
  • 肝機能障害のある方
  • デュタステリド・ステロイドを服用して副作用が出たことのある方

デュタステリド(ザガーロ)の効果的な飲み方

デュタステリド(ザガーロ)の効果を最大限引き出すためにも、以下の服用方法を守りましょう。

  • 服用時間を決めておく
  • 1日1カプセルの用法・用量を守る
  • 飲み忘れたらできるだけ早く服用する

それぞれについて詳しく解説します。

服用時間を決めておく

デュタステリド(ザガーロ)に細かな服用時間は定められていません。

ED治療薬のように食事の影響などはないため、自分の生活リズムに合ったタイミングで服用するのがおすすめです。

ただし、一度服用してから次に服用するまでには24時間程度空けるようにしましょう。そのため、就寝前や朝食後など、服用をルーティン化すると良いでしょう。

1日1カプセルの用法・用量を守る

デュタステリド(ザガーロ)の用法・用量は、1日1カプセルと決められています。これは、0.1mg・0.5mgどちらの場合においても同じです。

より高い効果を得たいからといって用法・用量を守らずに多量のデュタステリド(ザガーロ)を服用すると、思わぬ副作用や健康被害につながる可能性があるため注意しましょう。

飲み忘れたらできるだけ早く服用する

デュタステリド(ザガーロ)を飲み忘れたら、できるだけ早く服用するようにしましょう。

ただし、飲み忘れたからといって、飲み忘れた日数分をまとめて飲む必要はありません。デュタステリド(ザガーロ)の血中半減期(薬の血中濃度が半減するまでの時間)は約2週間と長く、数日飲み忘れたとしても薬の効果に大きな影響はありません。

とはいえ、2~3日に1回のような服用間隔だと薬の効果を十分に得られないため、1日1カプセルの用法・用量は守るようにしましょう。

デュタステリド(ザガーロ)を服用する際の注意点

デュタステリド(ザガーロ)にはAGA治療の効果がある一方、以下のような注意点も存在します。

  • 服用中は献血ができない
  • 半減期が長い
  • 女性・未成年は服用できない
  • 前立腺の検査を受ける際は事前に申告する
  • 個人輸入のデュタステリド(ザガーロ)は危険

それぞれ詳しくみていきましょう。

服用中は献血ができない

デュタステリド(ザガーロ)は血中半減期(薬の血中濃度が半減するまでの時間)が長いため、服用中は献血できません。

服用中だけでなく、服用を辞めてから6ヶ月間は献血を控えるようにしましょう。なぜなら、まだ薬が完全に抜け切っていない可能性があるためです。

半減期が長い

先述のとおり、デュタステリド(ザガーロ)の血中半減期は約2週間と長いです。

血中半減期が長いと薬の効果が持続しやすい一方で、副作用が生じたときに長引きやすいという欠点が存在します。

デュタステリド(ザガーロ)は安全性の高い薬ではあるものの、知識として押さえておくと安心です。

女性・未成年は服用できない

デュタステリド(ザガーロ)は、AGA(男性型脱毛症)向けの薬剤です。そのため、女性の薄毛治療には効果がありません。

それどころか、妊娠中(またはその可能性がある)女性がデュタステリド(ザガーロ)を服用すると、胎児に悪影響を与えるリスクがあり、女性の服用は厳禁です。また、デュタステリド(ザガーロは経皮吸収されるため、女性の方が肌に触れないよう取り扱い方には注意しましょう。

なお、男性ホルモンへ作用することから、成長途中である未成年の服用も禁止されています。

前立腺の検査を受ける際は事前に申告する

前立腺肥大症の治療に使用される「アルボブ」は、デュタステリドが主成分の内服薬です。前立腺肥大症は尿道の周りの前立腺が肥大する病気のことで、「アルボブ」には前立腺を縮小する効果があります。

そのため、同様の主成分を含むザガーロ(デュタステリド)も前立腺に作用することがあり、前立腺ガンのリスクを判別する際の指標となる「PSA」という数値を下げてしまうことがあります。

信頼できる検査結果が得られなくなってしまうため、ザガーロ(デュタステリド)を服用している場合は、事前に申告するようにしましょう。

個人輸入のデュタステリド(ザガーロ)は危険

インターネット上で個人輸入のデュタステリド(ザガーロ)が出回っていることもあります。しかし、個人輸入の薬は安全性・有効性・品質が一切保証されていません。

偽造薬も多く混じっており、こうした偽造薬・未承認薬を服用すると十分な効果を得られないどころか、思わぬ副作用が生じる可能性もあります。実際に重篤な副作用が生じた事例も多く報告されています。

個人輸入ではデュタステリド(ザガーロ)を簡単にかつ安価で入手できますが、安全に服用するためにも医師の診察・処方を受けるようにしましょう。

デュタステリド(ザガーロ)の効果がないと感じる原因

デュタステリド(ザガーロ)はAGAに効果のある薬です。そのため、薄毛の原因がAGAでない場合、デュタステリド(ザガーロ)を服用しても効果は得られません。AGA以外の薄毛の原因としては以下のようなものがあり、それぞれ適切に治療が必要です。

  • 円形脱毛症
  • 脂漏性脱毛症
  • 薬剤性脱毛症

また、他にも生活習慣の乱れが髪の毛の成長を阻害している可能性があります。薄毛の進行を遅らせたい場合は、デュタステリド(ザガーロ)の服用と同時に以下の点にも注意すると良いでしょう。

  • 栄養バランスの整った食事を摂る
  • 高脂質・高カロリーの食事を摂りすぎない
  • ストレスを解消する
  • 質の良い睡眠をとる
  • 睡眠時間を確保する
  • 減酒・禁煙をする

デュタステリド(ザガーロ)を服用すべきかのチェックポイント

デュタステリド(ザガーロ)を服用すべきかは、自分が本当にAGAかによります。そのため、以下のチェックポイントを確認して、自分はAGA治療を始めるべきなのか見極めましょう。

  • 家族や親族にAGAの方がいる
  • 細い抜け毛が目立つ
  • 昔と比べて額が広くなってきた
  • ハミルトン分類で中程度のAGAと診断された

以上の項目にあてはまる方はAGAの可能性があるため、できるだけ早くクリニックで医師の診察を受け、AGA治療を始めましょう。また、 フィナステリドを内服して十分な効果を得られなかった方は、デュタステリド(ザガーロ)の服用を医師と相談してみましょう。

まとめ

デュタステリド(ザガーロ)には、髪の毛の本数を増やしたり、硬くて太い髪の毛に成長させたりする効果が期待できます。先述したチェックポイントに少しでもあてはまる方は、一度AGAクリニックを受診してみてください。

なお、服用してから一定期間が経つと「初期脱毛」がみられますが、これはヘアサイクルが改善されている証拠です。この記事で紹介した効果的な飲み方を心がけ、効率的にAGA治療を進めましょう。

薄毛・抜け毛が気になるならWクリニックオムのAGA治療がおすすめ

「抜け毛が気になる」「生え際が薄くなってきた」というような悩みがあって、AGA治療に興味がある方も多いのではないでしょうか。単に「AGA」といっても、その進行状況は様々であるため、患者様にとって最適な治療法を選ばなければなりません。

しかし、AGA治療には多くの種類の治療方法があり、それぞれ料金や効果を実感できる期間、副作用に違いがあります。そこでおすすめなのが、WクリニックオムのAGA治療です。

Wクリニックオムでは、経験豊富な医師とカウンセラーがカウンセリングした上で、以下の3つから適切な治療プランを提案します。


  • 毛乳頭幹細胞培養上清液投与治療:細胞レベルから髪の再生能力を高める
  • 針のない水光注射(デルマスマート):痛みのない注射で有効成分を頭皮の深部まで
  • 内服治療:7種類の豊富な内服薬

今やAGAはどうしようもない症状ではなく、予防・治療できます。最適な治療で薄毛を改善して、いつまでも若々しい印象を取り戻したいという方は、ぜひWクリニックオムでAGA治療をお試しください。

記事監修

足立 真由美

医療法人 涼葵会 理事長
足立 真由美
Adachi Mayumi

経歴

2001年 和歌山県立医科大学卒業、同年大阪医科大学形成外科教室入局
大阪医科大学大学院医学研究科卒業 医学博士取得
2003年 医療法人東和会 第一東和会病院形成外科勤務
同院、美容皮膚科・美容外科の設立に携わり、管理責任医師を担当。
2010年 某美容クリニック院長に就任
2014年 大阪心斎橋に、今までにない新たなコンセプトの美容クリニック「W CLINIC」を立ち上げる。
2017年 医療法人涼葵会 理事長に就任
2019年 医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院 開院

プロフィール

美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する大阪で注目されるクリニック。

中木 義浩

管理医師 アレルギー外来医師
中木 義浩
Yoshihiro Nakaki

経歴

1986年大阪市立大学附属病院 耳鼻咽喉科・形成外科 勤務
1990年社会医療法人景岳会 南大阪病院 耳鼻咽喉科 勤務
1991年医療法人宝生会 PL病院 耳鼻咽喉科・形成外科 医長
1994年大阪市立北市民病院 耳鼻咽喉科 医長
1998年なかき耳鼻咽喉科 院長

資格

・日本耳鼻咽喉科学会専門医
・補聴器相談医

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