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NMNサプリを考えている方へ偽物を見分ける注意点を医師が解説

近年、ビタミンB3群に含まれる成分「NMN」を手軽に摂取できる製品としてNMNのサプリメントに対する関心が高まっています。

サプリメントによって摂取したNMNは体内でNAD+という成分に変換される作用を持っており、NAD+のはたらきによって体内の修復機能を改善させるサポートが期待できます。

NMNのサプリメントは健康状態の維持に役立つ製品として知られているものの、購入の際は安全性が保証できない偽物のサプリメントを購入してしまうリスクが存在しています。

この記事では、偽物のサプリメントと本物のサプリメントを見分ける方法についてわかりやすく解説していきます。

ただ、安全を考えるなら医師の指導の下、NMNを確実に摂取できるNMN点滴がおすすめです。

大阪梅田でNMN点滴を受けたい方はWクリニックオムにご来院ください。

NMNに限らずサプリメント製品は偽物が出回りやすい傾向にある

NMNに限らず、サプリメント製品は基本的に偽物が出回りやすい傾向にあります。

偽物とは、既存の製薬会社が製造・販売しているサプリの偽造品や、含有する成分が劣悪な質のサプリメントを指します。

 

知らず知らずのうちに、消費者がそういった悪質なサプリメントを購入して健康被害を起こしてしまうケースは決して少なくありません。

実際に、2021年5月に日本の消費者庁によって「フリーマーケットサイトに偽物のサプリメントが出回っている」と注意喚起された事例も確認されています。

一見普通の製品に見えても、偽物である可能性を考慮する必要があります。

次の項目では、偽物のサプリメントを判別する手段について解説しましょう。

偽物のNMNサプリの見分け方

偽物のNMNサプリを購入しないようにするには、まず偽物と本物のサプリメントを区別するための明確な判断基準が必要になります。

本記事でご紹介する判断基準は5種類あり、下記のポイントが挙げられます。

  1. 販売元
  2. 製造元
  3. NMNの純度
  4. 食品表示の有無
  5. 正規品との比較

正しい判断基準を知り、サプリメントの良し悪しを見分ける能力を身につけましょう。

販売元をチェックする

近年は通信販売を実施する企業が増えていくにつれ、通販サービスを利用してサプリメントを購入される方の数が増加傾向にあります。

しかし、大手通販サイトを利用しても偽物のサプリメントを購入する可能性は存在します。

その理由は、大手通販サイトならではの特徴である「誰でも出品できる」点にあります。

会社の審査が通れば誰でも商品を出品できるサービスを提供している通販サイトを利用した場合、コストパフォーマンスが悪かったり、時にはNMNの含有量が少ない劣悪なサプリメントを購入してしまう可能性があるのです。

企業の直売でなければ、どんなに商品ページに記載された口コミの内容が良くてもサプリの効能を完全に信用することはできません。

そのため、手軽に商品を購入できるメリットに目をつけてインターネット通販を利用している方は特に注意が必要です。

NMNサプリメントの購入を検討している方は、なるべく企業が運営する公式ホームページから製品を購入することを推奨いたします。

製造元をチェックする

続いてチェックすべき項目は製造元で、サプリを作る工場に注目する必要があります。

皆様はサプリメント製品(健康食品)のパッケージを見る際「GMPマーク」と呼ばれる目印を見かけたことはありますでしょうか。

GMPは「Good Manufacturing Practice」という言葉の頭文字を取った略称で、日本語に翻訳して「適正製造規範」を意味します。

商品の安全面・品質面がともに適正製造規範に定められた基準を満たしていれば、サプリメント製品にはGMPマークが付けられます。

従業員の衛生管理や製造環境の清潔さ、廃棄物の管理など、徹底して製品の安全性と品質を維持している工場は必ずGMP認定を受けているため、購入を検討するNMNサプリメントにGMPマークがない場合は注意が必要です。

NMNの純度を確認する

販売元や製造元を確認した後はNMNサプリメントの成分表にも注目してみましょう。

商品ページや製品のパッケージには、正規品であれば必ず成分表が記載されています。

NMNのサプリメントである以上、成分表にはNMNの表記が必ず確認できるものの、それだけで安全性を認めることはできません。

偽物のNMNサプリの場合、成分表にNMNの純度が記載されていないことがあります。

純度が記載されていない、あるいはNMNの純度が99%を下回っていると、サプリメントにNMNとは関係のない添加物が含まれている可能性があるため、要注意となります。

たとえサプリの成分表に含有量が多くあるように記載されていても、NMNが高純度(99%など)でない場合は添加物や増量剤によって純度を誤魔化している可能性は否めません

サプリの商品ページやパッケージの成分表などに高純度のNMNが含まれていると記載されていないなら、他のNMNサプリメントと比較した上で製品を選択することが大切です。

食品表示の有無を確認する

販売されるNMNサプリメントの中には、科学的根拠が確認されている栄養成分が一定の量含まれている製品に「栄養機能食品」の表示が記載されていることをご存知でしょうか。

主要成分であるNMNにビタミンを加えたサプリメントと記載されているケースが多く、栄養機能食品の表示があるサプリはNMNのはたらきをサポートする効果が期待できます。

特にビタミンB3は酵素として酵素タンパク質のはたらきを活性化させる作用を持っており、摂取したNMNが体内でNAD+に変換される際に使う材料になる特徴を持っています。

特定保健用食品のように国が安全性・機能性の審査をおこなっているわけではありませんが、栄養機能食品表示の有無はサプリメントを製造するメーカーの信頼性にも関わります

NMNサプリメントの購入時は食品表示のチェックを欠かさないようにしましょう。

サプリを正規品と比較する

NMNサプリメントを直売ではなく大手通販サイトの出品やフリーマーケットサイトなどで購入する場合、各企業が販売する正規品のサプリメントの見た目をチェックしましょう。

まず注目すべきは製品のパッケージです。

NMNサプリメントのパッケージには様々な情報が記載されているため、外部サイトでサプリを購入する際参考にすることができます。

正規品と外部サイトで販売されているサプリメントを比較する時、判断基準の一つになるのがパッケージに書かれている文字の色です。

偽物のサプリメント製品の場合は、正規品のパッケージに書かれている文字の色と若干異なるケースが多いため、少しでも差異を発見した場合はサプリメントの購入を控えましょう。

パッケージではなくサプリ自体の色が違うこともあるため、公式の通販ページに記載されているよりも安価で売られているからといってサプリメントを購入するのは非常に危険です。

安全性が不明なサプリメントを服用しないために、企業が販売する正規品との比較は決して怠らないようにしていただければ幸いです。

海外サプリの購入を検討する方に

NMNサプリを購入する方の中には、日本の工場で製造された国産サプリではなく、海外で製造されたNMNサプリを検討する方も少なくないかもしれません。

その理由として、個人輸入のほうが安価でサプリメントを入手できたり、日本製のサプリよりも強力な効果が期待できる点を挙げる方が居るかもしれませんが、海外で製造されたサプリメントの摂取には危険とリスクが伴います。

第一に、日本国内で定められている法律(食品衛生法)の基準に満たない成分がサプリに配合されている可能性が挙げられるでしょう。

国産サプリメントの場合は「栄養機能食品」の表示や「GMPマーク」の有無をチェックできるため、製品の安全性を自分の目で確認できます。

しかし、インターネットを介して海外サプリを個人輸入した場合は、サプリの製造元が不明瞭だったり、人体に有害な物質が含まれている可能性を完全に否定することができません。

第二に、サプリメントを服用した後に副作用が認められても、副作用に対する適切な対処法がわからないというリスクが考えられます。

たとえ海外サプリの商品ページに高評価の口コミが複数確認できたとしても、製造元が不明だったり、成分表に記載されている項目に不明瞭な点が認められる場合は、絶対にサプリメントを購入しないように気をつけてください。

NMNサプリは偽物が多いので安全な点滴がおすすめ

正しい判断基準を持たないまま、自己判断でサプリメントを購入した結果、偽物の製品を購入してしまうケースは数多くあります。

近年は消費者庁によって注意喚起がおこなわれているものの、現在も大手通販サイトやフリーマーケットサイトで購入された偽物のサプリメントによる健康被害例の報告は後を絶ちません。

そこで、安易にサプリでの摂取を考えるのでなく、NMNを安全に摂取できるNMN点滴がおすすめです。

関西におられる方でNMNを検討されておられる方は、Wクリニックオムに一度ご来院ください。

記事監修

足立 真由美

医療法人 涼葵会 理事長
足立 真由美
Adachi Mayumi

経歴

2001年 和歌山県立医科大学卒業、同年大阪医科大学形成外科教室入局
大阪医科大学大学院医学研究科卒業 医学博士取得
2003年 医療法人東和会 第一東和会病院形成外科勤務
同院、美容皮膚科・美容外科の設立に携わり、管理責任医師を担当。
2010年 某美容クリニック院長に就任
2014年 大阪心斎橋に、今までにない新たなコンセプトの美容クリニック「W CLINIC」を立ち上げる。
2017年 医療法人涼葵会 理事長に就任
2019年 医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院 開院

プロフィール

美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する大阪で注目されるクリニック。

中木 義浩

管理医師 アレルギー外来医師
中木 義浩
Yoshihiro Nakaki

経歴

1986年大阪市立大学附属病院 耳鼻咽喉科・形成外科 勤務
1990年社会医療法人景岳会 南大阪病院 耳鼻咽喉科 勤務
1991年医療法人宝生会 PL病院 耳鼻咽喉科・形成外科 医長
1994年大阪市立北市民病院 耳鼻咽喉科 医長
1998年なかき耳鼻咽喉科 院長

資格

・日本耳鼻咽喉科学会専門医
・補聴器相談医

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