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AGAになりやすい人とは?

一口に薄毛といっても、脱毛の進行の仕方や原因などによって、数種類に分けられています。

まず、最も一般的な脱毛症は、「男性型脱毛症(AGA)」と呼ばれ、壮年性脱毛症とも言い、男性の薄毛の主な原因であると言われています。
男性ホルモンの影響で、軟毛化(毛数は変わらないが、太くて長い毛が再生されず、細く短い毛に置き換わること)が進み、薄毛が進行していきます。
軟毛化はヘアサイクルのうちの、成長期が短縮されることにより、毛根が縮小してしまうために起こります。
早い人では、20歳代前半から軟毛化が始まる場合もあります。
男性型脱毛症の場合は、脱毛の進行パターンによっても分けられます。
脱毛は前頭部または頭頂部から進んでいくことが多く、額の生え際から後退していくタイプと、頭頂部から薄くなるタイプ、これらの混合タイプなどさまざまな進行パターンがあり、前頭型、登頂型、M型があります。
頭皮や顔が脂っぽい、毛が細く柔らかい、細くて短い抜け毛が目立つ、といった兆候があると、男性型脱毛症(AGA)/壮年性脱毛症になりやすいといわれています。

次に女性の薄毛の主な原因と言われている、「びまん性脱毛症」です。
びまん性とは、広い範囲に広がるという意味で、中年以降の女性に多く見られます。男性型の脱毛症と違い、頭髪全体が均等に薄くなります。
加齢やストレス、過度なダイエット、間違ったヘアケア、ホルモンバランスの乱れなどが原因と言われています。
また、分娩後のホルモンバランスの乱れから脱毛が起こる、分娩後脱毛も女性特有の脱毛症として知られています。

その他に、ストレスや自己免疫が原因で起こる円形脱毛症(コインのように円形状に毛が抜け落ちること)や、皮脂分泌の異常が原因で起こる粃糠性脱毛症(フケが増えることで感染や炎症が起きて毛根の活動が悪くなり、脱毛に繋がる)や、
頭髪や眉など、正常な毛を自ら引き抜いてしまう癖によって生じるトリコチロマニア(抜毛症)などもあります。
トリコチロマニアの場合、本人が自覚せずに無意識のうちに抜いていることから、対処が遅れるケースが多いです。