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薄毛になる原因とは

薄毛とは、頭髪の量が減って地肌が見えてしまう状態のことを言います。
本数は変わらないまま、1本1本の毛が細くなる場合と、抜け落ちて本数そのものが減ってしまう場合があります。
髪の本数を平均約10万本として計算すると、1日に50本から100本は自然に脱毛していると考えられますが、
150本以上の脱毛が続くようなら、病的な抜け毛(異常脱毛)といえるでしょう。
薄毛の原因としては、以下の4つの説があると一般的に言われています。

まず1つ目は「血液循環不良説」です。
髪の毛は毛乳頭にある毛細血管から栄養や酸素を補給されることで成長します。
血流が悪くなると成長が鈍り、栄養不足により抜けやすい髪の毛になってしまいます。

2つ目は「男性ホルモン説」です。
遺伝的に、男性ホルモンに対する感受性が強い人(男性ホルモンによる影響を受けやすい人)が薄毛になっているという考えです。
男性ホルモンの影響により、毛乳頭細胞の分裂が抑えられてしまうと考えられています。

3つ目は「脂漏説」です。
皮脂の分泌が異常と言えるほどまでに多い体質の方は、毛穴が詰まりやすく、そのため頭皮に炎症が起き、髪の成長を阻害してしまうと言われています。

最後4つ目は「頭皮緊張説」です。
骨格の成長などにより、頭皮が引っ張られてしまい、頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫してしまいます。
そのため頭皮の血流が悪くなって、毛乳頭細胞の活動が低下するといわれています。

これらの4つの説のうち、どれかひとつが原因の場合もありますし、複数の原因が互いに影響し合っている場合も考えられ、これといって断定するのが難しいのが薄毛治療の難しいところです。
上記の説以外にも、全身疾患によって薄毛となってしますケースもあります。
甲状腺機能亢進症や膠原病、栄養・代謝障害、感染症などの疾病が原因で薄毛・脱毛が起きてしまったり、抗がん剤などの薬による副作用で脱毛が起きる場合もあります。
全身疾患が原因の薄毛・脱毛の場合には、根本的治療を優先しましょう。