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【EDに悩む人必見】効果的なED治療法はある?原因や原因ごとの治療方法を徹底解説

EDの定義は、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られなかったり、維持されない状態が続いたり、再発してしまうことです。どのような男性でも、状況によっては勃起に至らないタイミングはあります。そのような問題が発生するのはEDではありません。正常なことなので心配しなくて大丈夫です。

この記事ではEDを発症する原因や、発症の際はどのような治療が効果的なのかを紹介します。最近EDではないかと悩まれている方はご一読ください。

ED治療を受け始めるべき症状

EDというとまったく勃起しない状態を想像するかもしれません。勃起がみられても陰茎が十分に固くない、途中で折れてしまうといった理由で性行為がうまくいかない場合、EDの初期症状かもしれません。実際に下記のような症状を経験した時に、治療を考えるとよいでしょう。

・朝勃ちしない
・挿入はできるが、硬さが不足していると感じる
・中折れする
・以前はあった性行為への自信がゆらいだ
・性欲が減少している

いつからED治療を受けるべき?

EDはなかなか人に相談できません。年齢によるものだから、死に至るような重大な病気ではないから、とそのまま放置する人が多いです。

EDは病気であり、そのまま放置しても改善しません。そのまま放っておくと回復に時間がかかるだけでなく、他の病気を併発するおそれもあります。最近は心因的な原因と器質的な原因が重なる混合型といわれるEDも増えています。気になる症状があれば、受診することと良いでしょう。

EDには4種類の原因がある

ここではEDの4種類の原因を表にまとめてみました。原因によりそれぞれに適した治療法があります。


心因性ED

20~40代

精神的・心理的ストレスが原因となる

器質性ED

50~60代

病気やケガにより起こる

混合性ED

40~60代

心因性EDと器質性EDの混合型

原因が複数にわたる

薬剤性ED

年齢は関係ない

他の病気の薬の副作用として発生するED


心因性ED

ストレスやプレッシャー、トラウマなど精神的な問題でEDが引き起こされるのが心因性EDです。男性の勃起は非常に繊細なものです。身体的に機能には問題がなくても、精神的ダメージや強いストレスにより、脳内の神経伝達物質が減少してしまいます。触覚や視覚のような性的刺激が、脳から陰茎に伝わらずに勃起できない、中折れしてしまうといった現象が起こります。

体内のアドレナリンやコルチゾールといったホルモンの分泌はまたストレスにより増加します。これらのホルモンは、血管を収縮させるので血流を減少させてしまいます。結果として、陰茎への血流が減少し、勃起が困難になることがあるのです。

器質性ED

器質性EDとは、神経、血管、内分泌環境といった身体的な障害で発症します。勃起(勃起の維持)には、陰茎へ多くの血流が必要です。加齢や、血流が悪化する病気はEDの原因となります。
陰茎内の海綿体の動脈は体の中でも最も細く、動脈硬化により血管がふさがれると血流が減少してしまい、勃起しにくくなるのです。

以下の障害は、主に器質性EDの原因になります。

・神経の障害

神経障害(てんかん、脳卒中、パーキンソン病、多発性硬化症など)
性的刺激を陰茎に伝達する神経の障害
事故や手術、病気などによる神経障害

・血管の障害

加齢による血管の老化
糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病
前立腺肥大の外科手術や交通事故での血管損傷

・その他

内分泌系の機能低下(テストステロン減少など)

男性ホルモンのテストステロンは加齢や運動不足が原因で減少します。テストステロンは男性らしさを構成しているホルモンになります。
テストステロンが減少すると、性欲が減退します。

混合性ED

混合性EDとは、器質性EDと心因性EDの複合です。最近はこの型のED患者が増加しています。加齢による高血圧や動脈硬化による血流障害と、仕事の責任によるプレッシャーや家庭においてのストレスが同時期に重なることで混合性EDが発症するのです。

薬剤性ED

薬剤性EDとは、服用している医薬品の副作用が原因のEDのことです。EDは心の問題や加齢などが原因の男性機能の低下と思われています。しかし、精神疾患の治療薬の服用で副作用としてEDの症状を発症することがあります。下記の治療薬は脳の神経伝達に影響を与える薬です。そのためEDの症状が副作用として現れる可能性があります。

・精神安定剤
・抗うつ薬
・睡眠薬
・向精神薬
・降圧剤
・男性ホルモン抑制剤
・ステロイドなどのアレルギー用剤

原因別のED治療法

EDの治療法は原因により異なります。自己診断で勝手に薬を服用すると、症状改善どころか悪化すしたり、別の病気になるおそれすらあります。医療機関を受診し、正しく診断してもらうことをおすすめします。ここでは原因別に、どのような治療法があるのかを解説します。

心因性EDの治療法

・ストレスを軽減させる
・パートナーと共に改善を行う
・ED治療薬を使う

以下、一つずつ見ていきましょう。

・ストレスを軽減させる

心因性EDは強いストレスやプレッシャーによって起こります。そのまま放置すると、EDの症状も改善されないことが新たなストレスとなって、悪循環になってしまいます。不安や緊張を取り除き、リラックスした状態でいることが大切です。
また、EDに対する正しい知識を持たないことで、不安や焦りが高まります。正しくEDを知ることで治療が可能です。医療機関を受診して、医師に相談することで安心することもできます。

・パートナーと共に改善を行う

EDの症状は、男性にとってはパートナーに伝えにくいでしょう。しかし相手に悩みを伝え、共に改善を行うことができれば、不安が消え自信の回復など症状改善に効果的です。パートナーとの触れ合いを楽しみ、信頼関係を深めることでお互いの満足を深めます。

・ED治療薬を使う

心因性EDの改善の確実な方法としては、ED治療薬を摂取することも効果的です。ED治療薬を服用することで、実際に勃起を維持できれば自信につながります。満足のいく性行為を繰り返せるようになることで、プレッシャーや不安が軽くなるでしょう。

器質性EDの治療法

・生活習慣の改善
・原因となる疾患の治療
・血管再生治療

器質性EDの改善には、原因となる病気の治療や生活習慣を見直すことが必要です。根本的治療には時間がかかるので、原因を取り除く努力と並行して、ED治療薬を服用します。

ED治療薬を服用して何度か勃起をすることで、血液の流入が繰り返し行われ、徐々に陰茎に流れる血流量が増えます。血流量が増加することにより、ED症状の改善が期待できます。
もし他の病気が見つかったときには、必ず医師に相談して薬の飲み合わせを確認するようにしましょう。

陰茎に低強度衝撃波を与えることで、細胞内・外に作用し、陰茎海綿体に新しい血管を生成する細胞増殖因子が放出され、新生血管が形成されます。この新しい血管ができることで勃起が維持できるようになるのです。

混合性EDの治療法

・複数あるEDの原因の治療
・なるべく早く治療・改善を行う

中高年になると発症しやすい混合性EDですが、その原因が多岐に渡るため、全ての原因を特定するのは難しいです。

ED治療薬を用いて様子を見ます。症状に改善がみられると自信を取り戻すことにより、治ることがあります。それでも改善しないようであれば、プレッシャーやトラウマなど心因性EDの原因を探ります。

薬剤性EDの治療法

・薬の変更、減薬

治療中の病気やケガのために投薬を受けている場合、その薬剤の副作用としてEDが起こることがあります。EDの副作用のない薬に変更してもらう、または処方量を減らしたり、薬を服用しない日を作るなどの対処により改善される可能性があります。
しかし受診の際に内服中の薬剤を医師に伝え、ED治療薬と併用することができるか確認しましょう。自己判断で薬剤を変更したり、ED治療薬と併用すると、思わぬ副作用が生じる恐れがあります。

ED治療は適宜薬も利用しよう

ED症状を自覚しているのに、ED治療薬に抵抗がある、一度使ったがやめてしまった、という方が意外と多いようです。そこには、飲むタイミングがわかりづらい、効果が服用後どの程度で始まるのか、という実際に効果が欲しいときに効くのかといった疑問や、心臓に負担がかかるのでは、という恐れがあると思われます。

しかし医師の指導に基づき、指導通りに服用すれば他の薬同様安心で効果があるものです。ためらわずに治療薬も選択肢にとりいれましょう。

【比較表】ED治療薬の違いとは

現在日本で認可のおりているED治療薬は3種類あります。

元々狭心症の治療薬として開発されていた薬の副作用として、勃起力を促進する作用が認められたバイアグラは1999年3月に日本での発売が始まりました。近年ではED治療は日本国内でも認知されてきたといえるでしょう。

 

バイアグラ50mg

レビトラ10mg

シアリス10mg

日本での発売年

1999年

2004年

2007年

投与時間

性行為の1~3時間前

性行為の1~3時間前

性行為の1時間~1日斑前

有効時間

約1時間

約1時間

約2時間

性的刺激

陰茎刺激が必要

陰茎刺激が必要

陰茎刺激が必要

食事の影響

食事により効果低下

高脂肪食で効果低下

影響なし

副作用

ほてり・頭痛・視覚障害など

ほてり・頭痛・鼻炎・動悸など

ほてり・頭痛・疲労感など

副作用のでやすさ

出やすい

出やすい

出にくい

薬剤費

約1300円/1錠

約1200円/1錠

約1500円/1錠

調剤費

800円/1処方

800円/1処方

800円/1処方

いますぐ始められるED改善方法

それでもすぐに医師に相談することをためらう方もいるかもしれません。おすすめなのは治療薬との併用ですが、病院での治療以外にもすぐに始められることがあります。改善方法を4つ紹介します。

食事療法

勃起力不全には血流悪化が大きく影響しています。血流が悪化する理由は動脈硬化です。高血圧や動脈硬化はEDだけでなく、生命をおびやかす深刻な病気です。塩分や糖質・脂質を控え、満腹まで食べずに八分目で抑えるようにします。

また男性ホルモンの分泌を促す作用のある食べ物を意識して摂ることも有効です。テストステロンという男性ホルモンの一種は、ドーパミンという神経伝達物質を分泌する働きがあります。これは性的興奮や勃起するために必要な働きになります。亜鉛を多く含む食べ物は下記のとおりです。
・牡蠣
・チーズ
・豚肉
・卵黄
・レバー
・煮干し
・アーモンド

また、ビタミンCは亜鉛の吸収力を高めます。一緒に食べることでより効果的に亜鉛を摂り入れることができます。

運動療法

血行不良の改善のため、やや息が弾む程度の有酸素運動を継続することが効果的といわれています。有酸素運動によって血流が良くなるからです。目安は週に3日以上、30分以上の有酸素運動をすると良いでしょう。

そのほか、PC筋を鍛えると男性機能向上だけでなく、頻尿改善の効果も期待できます。PC筋とは睾丸と肛門の間に集中している筋肉群のことです。また、BC筋と呼ばれる睾丸と肛門の間、ペニスの裏側の根本に位置する筋群を鍛えることも効果的です。この筋肉は、陰茎と亀頭に血液を送るポンプの役割と、射精のタイミングをコントロールする役割を持っています。肛門に力を入れる、ワイドスクワットをする、といった運動で鍛えることができます。PC筋とBC筋を鍛えることで勃起力を高めることができるでしょう。

禁煙

喫煙すると血管が収縮して、血流が悪くなることはよく知られています。2012年に発行された「ED診療ガイドライン」にも「喫煙者では、EDの発症率が高く、EDの一次予防としてできるだけ喫煙しないこと(受動喫煙も含む)」と禁煙が推奨されています。(引用:ED診療ガイドライン)

禁煙することで、血流が良くなり、男性ホルモンの分泌が促進されEDの改善につながります。

ストレス解消

ストレスを軽減するには適切な睡眠を確保することが大切です。休日はリラックスした時間を過ごしましょう。自分の趣味の時間を確保することも気分をリフレッシュさせる良い方法です。

また、深呼吸をしたり、瞑想をするとリラクゼーション効果が高まります。

まとめ

ED治療は恥ずかしさや人に知られたくないという理由で放っておかれることが多い病気です。日常生活で支障がないため、治療が後回しにされることが多いです。

しかし、EDは血管や神経の疾患が原因となっている場合があるので、早い段階でEDの治療を始めることが生活習慣病の悪化を防止する効果があります。また、豊かな性生活は生活の質を上げることにもつながります。気になる人は一度受診してみてください。

記事監修

足立 真由美

医療法人 涼葵会 理事長
足立 真由美
Adachi Mayumi

経歴

2001年 和歌山県立医科大学卒業、同年大阪医科大学形成外科教室入局
大阪医科大学大学院医学研究科卒業 医学博士取得
2003年 医療法人東和会 第一東和会病院形成外科勤務
同院、美容皮膚科・美容外科の設立に携わり、管理責任医師を担当。
2010年 某美容クリニック院長に就任
2014年 大阪心斎橋に、今までにない新たなコンセプトの美容クリニック「W CLINIC」を立ち上げる。
2017年 医療法人涼葵会 理事長に就任
2019年 医療法人涼葵会 W CLINIC 梅田院 開院

プロフィール

美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する大阪で注目されるクリニック。

中木 義浩

管理医師 アレルギー外来医師
中木 義浩
Yoshihiro Nakaki

経歴

1986年大阪市立大学附属病院 耳鼻咽喉科・形成外科 勤務
1990年社会医療法人景岳会 南大阪病院 耳鼻咽喉科 勤務
1991年医療法人宝生会 PL病院 耳鼻咽喉科・形成外科 医長
1994年大阪市立北市民病院 耳鼻咽喉科 医長
1998年なかき耳鼻咽喉科 院長

資格

・日本耳鼻咽喉科学会専門医
・補聴器相談医

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