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AGAが起こる原因とは?

AGAという言葉が、最近はメディアなどでも一般的に使われる言葉として浸透してきましたが、AGAとは何かご存知ですか。
AGAは「男性型脱毛症(だんせいがただつもうしょう)」のことで、英語表記の正式名称は「androgenic alopecia」、それを略して「AGA」と呼びます。
「androgenic alopecia」は直訳すると、「男性ホルモン型脱毛症」で、男性の思春期以降に発症する進行性の脱毛症のことを指します(「男性型脱毛症」という訳は「male-pattern baldness」に近いですが、日本での一般的な呼称として、この訳を用いたようです)。
AGAの典型的な進行の経過は、こめかみの上あたりから脱毛が始まり、生え際の後退により特徴的な「M字」パターンと言われています。
また、頭頂部の毛髪が細くなってしまい、薄毛や禿髪となります。

これが女性に起こる場合には「女性男性型脱毛症」(Female AGA, FAGA)と呼ばれ、男性のパターンとは異なり、生え際のラインは変わらずに、頭頂部や前頭部を中心として、頭髪全体が細く、薄くなる進行をたどり、完全な禿髪になることは稀なケースと言われています。
近年では女性が薄毛に悩むケースも、非常に増えてきています。

AGAが起こる原因には、遺伝的要素や、食生活などの生活習慣や、ストレスなど、様々な要素が関わっており、
それによりホルモンのバランスが崩れることで起こると言われています。
多くの研究者が年月をかけて、AGAのリスクとなる要素を研究していますが、その原因のほとんどはいまだに不明で、これといって断定できるものがなく、まだまだ研究段階のようです。
ようやく最近、脱毛症のリスクの1つとして特定された男性ホルモンの一種で、「ジヒドロテストストロン(dihydrotestosteroneまたはDHT)」があります。
男性ホルモンは、胎児期や思春期の男性生殖器の発達に深く関わっており、また男女ともに毛髪の成長や性欲など重要な働きを持つと言われています。
以上のことから、 AGAは前立腺癌の発症にも深く関連していると、最近の研究結果で報告されているようです。